ヨーロッパでAirbnbを実際に使ってみて、メリットデメリットをまとめてみた。
こんにちは!ヨーロッパ旅行帰りのちーさんです。
先日、卒業旅行ということで友達と2人でイタリアとスペインに行ってきました♪
合計4部屋で8泊したのですが、すべてAirbnbの部屋です。
この記事では、Airbnbってどんな感じなの?という人やAirbnbを使うかどうか迷っている人のために、ヨーロッパで使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめたいと思います。
ヨーロッパでAirbnbを使った感想
全体として、ヨーロッパでAirbnbを使うことはかなりおすすめです!
日本よりもAirbnbが普及しており、ホストの数も多く、安くて良い宿が見つかると思います。
Airbnbの由来である「bnb」は「b&b」の略で、さらに言うと「bed&breakfast」の略です。
b&b文化は、欧米由来なので、朝食付き物件がかなり多かった印象です。
ただ、ヨーロッパならではのデメリットもあるので、本記事で勉強して対策していくと良いと思います!
メリット
実際に利用してみてのメリットを紹介します。
メリット①コスパがいい
今回予約した部屋は、個室タイプ(キッチン・シャワーなどが共用、寝室はプライベート)で、駅や観光地から徒歩圏内のところを予約したのですが、2人1部屋で、1人1泊だいたい1,500~3,000円でした。
ふつうのホテルでこの値段だと、なかなか条件のいいところを見つけられないかもしれませんが、Airbnbの部屋はこの価格帯でも立地のいいところやきれいな部屋を見つけることができます。
メリット②ホストとコミュニケーションが楽しめる
これは、ホストによって当たりはずれがありますが、宿泊の前や宿泊中にホストとのコミュニケーションを楽しむことができます。
私が泊まったホストの中にすごく優しいおばあさんがいて、その人は宿泊前のクリスマスのときに「Have a nice day.」というメッセージをくれました。いい人だなと思ったので、日本からのお土産とメッセージカードを残してきました♪
他にも、近所のおすすめのレストランを教えてくれたり屋上の景色を見せてもらえたり、ホテルではできない経験ができました!
ホストとのコミュニケーションが濃いのは、同じ家にホストが住んでいるタイプの物件である傾向があると思います。
メリット③キッチンが便利
Airbnbは民家なので、ほぼすべての家にしっかりとしたキッチンとダイニングがついています。
また、ヨーロッパのAirbnbは朝食つきがスタンダードらしく、冷蔵庫にある食べ物(パンやヨーグルトなど)を自由にとって朝食にしていいよ~というスタイルが多かったです。これで朝食代を浮かせることができます♪
また、私たちは夜ご飯にもけっこうキッチンを使いました。レストランもおいしいのですが、スーパーでも珍しくておいしいものがたくさん売っていて、家のキッチンを使って色々作って食べてました。ワインをボトルで買ったので、安く思いっきり飲むことができました(笑)
ヨーロッパなど、外食費が高いところではこういうのもありだと思います!
メリット④意外と盗難に遭いにくそう
海外旅行といえば、盗難やスリが心配ですよね。スリに備えて現金やパスポートを部屋に置いときたい人もいると思います。
今回、Airbnbを使ってみて、「Airbnbの部屋ってホテルよりも意外に安全なのでは?」と感じました。
というのも、ホテルだと掃除の人や他の部屋の人など不特定多数の人が集まっていて、盗難に遭った場合に犯人を特定しにくいからです。高級ホテルであれば心配ないですが、安宿だとけっこう危ないと思います。
一方、Airbnbは家にいるのはホストだけ、またはほかの宿泊者が多くて4~5人といったところでしょう。
家や部屋に入れる人がかなり限られるので、犯人が特定しやすい=盗難が起こりにくいのでは、と思いました。
とくに、ホストと自分たちだけしかいない物件については安全性はかなり高いと思います。
デメリット
宿泊した物件すべてではないのですが、一部の物件で感じたデメリットも紹介します。
デメリット①ホストとの連絡が不安定
Airbnbのチェックインは、到着時にホストに連絡して宿泊する家に直接行くかどこかで待ち合わせるかして鍵を受け取ります。
つまり、ホストが連絡を無視すればチェックインできないということです。
実際に、私も前日にホストとの連絡が途絶えたり、チェックインの時間にチャイムを鳴らしても部屋に入れないということが起きました。
両方とも最終的には鍵を受け取れたのですが、不安でしたね…。もちろん、ホストがちゃんとしていればこのようなことは起こらないので、予約前にレビューを見てホストがチェックインにスムーズに対応している実績があるのかどうかを確認するといいと思います。
あと、チェックイン時間は正確に伝えたほうがいいです。私は、「昼ごろ」という曖昧な表現で送ってしまい、その結果、勘違いが起きてチェックインが遅れてしまいました。
デメリット②家が見つけづらい
イタリアでは、家の住所教えてもらい直接行くというパターンが多く、Googleマップに住所を入れて、実際行ってみてこの辺かなぁ~?という感じで探すしかありませんでした。
当然、普通の民家なのでホテルより見つけづらいです。ヨーロッパでは、家の前に番地の番号と入居者の名前付きのチャイムが書いてあってそれを頼りになんとか見つけられましたが、日本で住所から家を探すのはなかなか大変だと思います。
ホストと駅などで待ち合わせる場合も、お互いあったことがないので、スムーズに会えない可能性もあります。
地図での検索とホストとの連絡のため、海外でAirbnbを使うならポケットwifiが必須です!
海外旅行で重宝する地図アプリといえば、「トリップアドバイザー」です。
デメリット③物件情報が不確実
Airbnbの物件情報は、ホストが任意で載せているので、すべての情報をカバーしているとは限りません。
実際部屋に行ってみると、「え、こんなところにあるの?」とか「あれ、他の宿泊者もいるの?」などなど、想像と違っていたことがいくつかありました。
レビューの多い物件であれば、レビューを読み込むことで、そうしたギャップが小さくなるかもしれません。
デメリット④ホスト側にトラブル発生
Airbnbは泊める側が個人でやっているので、突然のトラブルも起こりえます。
私たちに実際に起こったのは、宿泊予定の物件に水道管のトラブルがあり、泊まれなくなったというものでした。幸い、そのホストはほかの物件も持っていて、同じ値段と条件でそちらの物件に移行させてもらったのですが、ほかに物件がなかったらやばかったです(汗)。
また、宿泊予定日にホストが急用?で市街に出てしまったらしく、チェックインを友達に依頼するというホストもいました。
個人でやっているからこそ、こうしたトラブルもありえりることを頭に入れたうえでAirbnbを利用しましょう。
しかし、これら4つのデメリットいずれにも当てはまらない物件もあったので、運よくいいところを選べれば、メリットしかないです!
ヨーロッパでAirbnbを楽しむための対策まとめ
以上のメリットとデメリットを踏まえて、ヨーロッパでAirbnbを使う前に押さえておくべきポイントをまとめます!
Airbnbの部屋選びのポイント
- ホストと一緒に泊まる部屋のほうが、安全かつ楽しい。
- レビューは可能な限り読み、ホストの人柄と物件情報の整合性をチェック。
予約を変更したいときはこちらの記事が参考になるかも。
チェックイン&宿泊時のアドバイス
- 到着とチェックイン時間を正確に伝え、誤解のないようにする。
- 海外ではポケットwifiを持ち、地図検索と連絡がいつでもできるようにする。
メリットデメリットどちらも書きましたが、総じてAirbnbを利用してよかったなと感じています!
新しいサービスですが、ここまでプラットフォームが確立していることに改めて驚き。
日本はまだまだかもしれませんが、ヨーロッパでは宿泊のスタンダードになりつつあるみたいですね。
日本発のサービスも拡大してきており、「STAYJAPAN」というサービスが最大規模です。
日本でも、いろんな動きがあるのでこれからどうなっていくか楽しみです!