DMMOkanはなぜ安いのか分析してみた
こんにちは!IT女子のちーさんです。
先週は予定を詰めすぎて更新できませんでした…。今週は、頑張って更新します!
前回、家事代行サービス「DMMOkan」を紹介しました。
こちら公式アカウント公認の記事です(笑)
前回は、DMMOkanを業界最安値の家事代行サービスと紹介しましたが、気になるその理由を考えてみました。
INDEX
- なぜ安いのか
- 人材派遣型とは
- シェアリング型とは
- DMMOkanの特徴
- まとめ
なぜ安いのか
結論から言うと、
DMMOkanは、家事代行において、人材派遣型とシェアリング型の良いとこどりをしたから
ではないかと思います。
家事代行における人材派遣型とシェアリング型というのは、私が定義したものなので、次のパートで説明します!
人材派遣型とは
人材派遣型とは、
家事代行業者が家事のできる人(スタッフ)を労働者として雇って教育し、サービスを提供する際には業者を介してユーザーに届ける形態です。
スタッフは、家事代行業者に所属しているイメージです。
よくアルバイトで募集している派遣の仕事と同じような感じですね。
たとえば、こちらのダスキンの家事代行。
申し込みの流れを見ると、
電話→コールセンター→担当店から連絡→担当店が訪問、カウンセリング→サービス実施
となっています。
間に担当店が介入して、その家にあったサービスを提供しているようです。
間に担当店があるため、料金は高めの設定になります。
シェアリング型とは
シェアリング型というのは、いわゆる「CtoC」ユーザー同士で直接つながってサービスを提供する形態です。
たとえば、以前紹介した「Airbnb」もCtoCのサービスです。
空き部屋を持っている人が泊まりたい人に直接部屋を貸すサービスですね。
家事代行でいうと、
「Any+Times」が近いかなと思います。
これは、得意を売り買いしようというサービスで、家事が得意な人と家事をして欲しい人を結びます。
シェアリング型では、
家事をする人は、雇われたり教育をされたりということはありません。
サービスの料金も自分で決めます。
そのため、料金は安くなる傾向にあります。
DMMOkanの特徴
では、DMMOkanは、人材派遣型とシェアリング型のどこを良いとこどりしたのか。
表にまとめてみました。
人材派遣型の良いとこどり
DMMOkanは、雇用形態と料金設定については、人材派遣型を取っています。
私の家に来た担当者に給料について尋ねたところ、私が払った料金がそのまま給料になるのではなく、DMMOkan側で定められた時給で働いているそうです。
給料をもらうタイミングも、いち家庭訪問ごとではなく、月末にまとめてだそうです。
料金設定も、スタッフ側は自由に決めることはできず、一律料金です。
シェアリング型の良いとこどり
教育、依頼方法についてはシェアリング型を採用しています。
DMMOkanのスタッフは、教育は受けておらず、会員登録してスケジュールを登録するだけで誰でも始められます。
その代わり、本人確認や写真、プロフィールを公開して安心感を与えています。
教育をしていない分、利用料金を安く抑えられます。
また、依頼方法も、アプリ画面から好きな担当者を選び、直接メッセージでやりとりができます。
人材派遣型のように、ユーザーとのやりとりに業者が介入することはありません。
おまかせで申し込むと、DMMOkan側でマッチングして担当者を紹介する機能がありますが、あれもおそらく人工知能がなんかでしょう。
まとめ
まとめると、
DMMOkanは、
雇用形態と料金設定については人材派遣型をとり、
教育と依頼方法についてはシェアリング型をとった結果、
安くてある程度品質の高い家事代行サービスを提供できたということです。
この「良いとこどり」戦略は、今後色々なサービスに応用できそうだなぁと思いました。