IT女子ちーさんのwebろぐ

面白いwebサービス・アプリの紹介を中心に、ユーザー目線でITな情報を発信!エンジニアではないですがweb広告メディア営業が本業のインターネット大好き女子。広く浅く情報収集も好きなので日々の学びもシェアします。主に週末に更新です。

NatureRemo(ネイチャーリモ)とGoogleHome(グーグルホーム)でお部屋をIoT化しよう♪

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こんにちは!IT女子のちーさんです。

前回の記事で紹介したイベント「VUI/VUXってなに?」に参加して、「おはよう」と言うだけで電気が勝手に付くような生活に憧れを抱き、NatureRemo miniというスマートスピーカーと家電を接続できるデバイスを購入しました。

 

i-chihiro93115.hatenablog.com

 

この記事では、NatureRemo(mini)とGoogleHome(mini)で、家電を音声で操ることをゴールに、記事を書きます。

 

 

NatureRemoとは

 

NatureRemoは、赤外線を使って家電をIoT化するためのデバイスです。スマートスピーカーがないと使えないということはなく、これ単体でも機能します。

 

nature.global

 

NatureRemo単体で何ができるかというと、家にある家電をスマホで操作できたり、ある一定の条件(気温が●℃以上になるなど)を満たすと、家電が付くということも可能です。

家から半径200mを出たらエアコンを消すといったルールを作ることもでき、エアコンの消し忘れ防止もできちゃいます。

※NatureRemo miniは人感センサーがないため、NatureRemoのみ

イメージとしては、家にある全てのリモコンをスマホに集約させて、スマホで家電が操作できるようになる、という感じです。実際にやってみると感動しますよ!

 

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出典:NatureRemo公式ページ

 

リモコンがない家電でも、スマートプラグというものを使って、電源自体をIoT化してしまえば、使えます。 

 

 

初期設定のアカウント作成では、Googleのメールアドレスを登録しておくとスムーズでしょう。

 

NatreRemoの初期設定が終わったら、普段使っているリモコンをNatureRemoに向けてピッとやれば、アプリが反応して登録完了です。

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簡単でしょ?

 

NatureRemoとGoogleHomeの連携3ステップ

 

NatureRemoを単体で使うための設定は簡単なのですが、GoogleHomeとの連携は結構大変なので、ここで詳しく解説します。

上記のNatureRemoの設定をして、GoogleHomeに「エアコンをつけて」と言うだけではエラーになるので、以下の3ステップが必要になります。

  1.  GoogleHomeにNatureRemoを認識させる
  2. 家電のボタンアイコンを設定する
  3. 短縮コマンドを設定する

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GoogleHomeとNatureRemo連携図解

 

GoogleHomeにNatureRemoを認識させる

NatureRemoの初期設定が終わったら、「ねぇGoogle。NatureRemoに繋いで」と呼びかけると、「NatureRemoに繋ぐためにアカウントを連携してもいいですか?」的なことを聞かれます。

「はい」と答えると、Gmailが届きます。

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これで、あなたのGoogleHomeがNatureRemoの存在を認識しました。GoogleHomeの中にNatureRemoのAIが入った状態です。GoogleHomeに「ネイチャーリモを起動して」と言うと、「はい、ネイチャーリモです」と答えてくれます。

 

家電のボタンアイコンを設定する

エアコン以外の家電について、GoogleHomeがNatureRemoを操作するには、NatureRemoでのボタンの設定をしなければなりません。どうやらGoogleHomeは、NatureRemoアプリのボタンアイコン「ON」と「OFF」によって画面を認識しているようです。

おそらく、

  • 「つけて」「ONにして」→「ON」アイコン
  • 「消して」「OFFにして」→「OFF」アイコン

とプログラミングされていると思われます。

なので、NatureRemoアプリで、ONとOFFのアイコンを設定しないと、「NatureRemoでエラーが発生しました」となってしまいます。

電気のアイコンであれば、電気のONボタンをNatureRemoに向けて「ON」アイコンを設定、OFFボタンをNatureRemoに向けて「OFF」アイコンを設定します。

 

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短縮コマンドを設定する

さて、ここまで設定したら、「NatureRemoを使って電気をつけて」と言えば、GoogleHomeが反応してNatureRemoが電気を付けてくれます。でも、いちいち「NatureRemoを使って」と言うのは面倒臭いですよね。そこで登場するのが、短縮コマンドの設定です。

GoogleHomeアプリ「その他の設定」から、「ルーティン」を選び、コマンドを追加します。

試しに、「電気をつけて」だけで電気が付くように設定しましょう。

 

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コマンドのところに「電気をつけて」

操作のところに「ネイチャーリモを使って電気をつけて」

を入力します。

  

生活に取り入れよう!おすすめコマンド

 

最後に、もっと便利な使い方を紹介します。先日の勉強会でハルカナさんも言っていたのですが、音声で一つ一つ指示をするのは正直面倒です。いつも生活で使うような単語を使って複数家電を操作しつつ、音楽も連携させる方法を紹介します。

これをすれば、スマートスピーカーがもはやパートナーのような存在になりそうです。笑

 

「おはよう」

  1. 「おはようございます、ちーさん」
  2. 電気が付く
  3. 今日の天気
  4. 今日の予定(Googleカレンダーより)
  5. 音楽をかける(Spotifyと連携)

 

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 ※カスタムコマンドの作成となっているところは、上記で設定した「電気をつけて」コマンドです。

 

 Spotifyとの連携方法についてはこちらの記事を参照ください。たくさん使っていると、勝手に好みの曲を選曲してくれるようになります。

 

i-chihiro93115.hatenablog.com

 

「行ってきます」

  1. 音楽が消える
  2. 電気が消える
  3. 「行ってらっしゃい、ちーさん」

 

「ただいま」

  1. 「お帰りなさい、ちーさん」
  2. 電気が付く

 

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 ※カスタムコマンドの作成が3つあるのは、うちの電気がスイッチがひとつしかなく、複数回押すことで明るさを調整するためです。

 

「おやすみなさい」

  1. 明日の天気
  2. 明日の予定(Googleカレンダーより)
  3. アラームセット
  4. 電気が消える
  5. スリープサウンド(自然音)が流れる

 

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スリープサウンドは、色々な自然音から選べます。よく眠れそうです。

 

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起きてから寝るまでの一連の流れを作ってみました。

 

こんな風にできたら、家にいる時間がもっと楽しくなると思いませんか?他にもこんなコマンドがおすすめだよー!というのがあれば教えて欲しいです!