スマホ決済アプリPayPay(ペイペイ)が割り勘アプリとして普及しそうな理由とは
こんにちは!IT女子のちーさんです。
最近、「PayPay(ペイペイ)」というアプリが一部界隈で話題になっていますね。PayPay(ペイペイ)は、決済アプリという印象が強いと思いますが、実は個人間送金も可能です。そこでこの記事では、これまで紹介した個人間送金ができるアプリ「ペイモ」や「LINEペイ」と何が違うのか?という視点で考察してみたいと思います。
【アプリインストール】AppStore / GooglePlay
PayPay(ペイペイ)とは
PayPay(ペイペイ)は、スマホにクレジットカードや銀行口座を紐づけることで、スマホだけで決済が行えるサービスです。利用できるのはPayPay(ペイペイ)加盟店舗のみです。
アプリインストールと決済情報の連携をするだけで使うことができます。
決済には、バーコードとQRコードを利用します。決済時には、「ペイペイで」と言って決済をします。
PayPay(ペイペイ)では割り勘もできる
PayPay(ペイペイ)は加盟店舗で決済ができるだけでなく、個人間送金の機能があります。
対面はQRコードで、遠隔は電話番号でやりとりができるようです。ただし、割り勘するには一度チャージしてPayPay(ペイペイ)内にお金を入れないければならないようです。
前々から言ってるのですが、いまどき飲み会の割り勘を現金でやるのってすごい不便だし、時代遅れですよね。でもIT企業にいる自分の周りもいまだに現金で割り勘してます。
アプリで割り勘は、やればできるのですが、次に紹介するような、これまでの個人間送金アプリがそもそも普及していないという背景があると思います。
比較サービス「ペイモ」と「LINEペイ」の紹介
「ペイモ」と「LINEペイ」は、どちらもスマホで決済や送金ができるサービスで、過去にこのブログでも紹介しました。
ペイモは、残念ながら先日ユーザー向けサービスは終了してしまいました。
AnyPayのわりかんアプリ「paymo」がサービス終了、わりかん代金の請求は12月13日まで | TechCrunch Japan
LINEペイも、使うと便利なのですが、周りを見るとイマイチ普及していません。
これらのサービスが普及しない要因は主に2つだと思っています。
- 割り勘したい相手がユーザーになっていない
- 受け取ったお金の使い道が少ない
しかし、PayPay(ペイペイ)は、これら2つのサービスの課題を解決をしており、今後普及する予感がします。次のセクションから、その理由を述べていきます。
PayPay(ペイペイ)が普及するであろう理由
話題性バツグン
PayPay(ペイペイ)は、リリースと同時にユーザーへの大規模キャッシュバックキャンペーンを行っています。支払いごとの20%キャッシュバックだけでなく、40回に1回全額返ってくるというおみくじ的な要素も取り入れてます。
こうなると使わない理由はない!ということでお得なことが大好きな日本人はすぐにアプリをインストールするでしょう。初動でユーザー数を一気に伸ばすこのキャンペーンは、割り勘したい相手がユーザーになっていない問題を解消するものです。
ちなみにペイモは、紹介キャンペーンを大規模にやりましたが、日本人は控えめなので相手にアプリをインストールさせるのに抵抗があったかもしれません。そのまま自分に還元される方が日本では好まれるのかもですね。
ユーザーに思いっきり還元することで、ユーザーが勝手にSNSなどでシェアしてくれてユーザー数が増えるのを狙っていると思います。つまりこのキャッシュバックは広告宣伝費なんですね。
Twitterには狙い通り喜びと悲しみの声が。
ペイペイ挑戦するも当たらず🤧
— ひろぽん@筋トレ (@hiroponzu79) 2018年12月8日
ちょうど買い換えたかったドラム式洗濯機買いました✨ pic.twitter.com/tE5Nrkbh2N
きたああああ!!
— しんたろーたりー|1/fゆらぎボイス|8万時間しゃべるボク|voicy (@ryuka121212) 2018年12月8日
iPadタダでゲットじゃああああ!! pic.twitter.com/RvqJUekkQD
このように初動でユーザーを増やすことで、割り勘相手がPayPay(ペイペイ)ユーザーである可能性が高まります。いったんユーザーになってしまえば、そのあとの送金や受取のコミュニケーションはとても楽です。
クレカも口座もOK
決済方法がクレジットカードと口座両方使えるのも、ユーザーが増える要因のひとつになっていると思います。
ペイモはクレカのみ、LINEペイは銀行口座とコンビニ経由の振込のみで自分が持っているクレカから支払うことができませんでした。クレカを常に持っている人は多いと思いますが、通帳を携帯している人はあまりいないと思います。逆に、学生とかだとクレカを持っていない人も多いと思います
PayPay(ペイペイ)は、その両者に対応できています。基本は口座登録をしてチャージですが、クレカも登録することができ、チャージ金額が0円の場合はクレカから引き落としがされるという仕様のようです。。Yahooマネーと連動すれば、コンビニチャージもできます。
お店の導入ハードルが圧倒的に低い
PayPay(ペイペイ)は、店舗側の導入ハードルも低いため、リリース時から個人経営のお店を含む様々な店舗で利用可能となっています。
LINEペイで決済するには、専用の読み取り機が必要だったため、一部のコンビニやドラッグストアなどでしか使えていませんでした。
一方、PayPay(ペイペイ)は、専用の読み取り機で決済する方法のほか、スマホとQRコードを使った決済が可能です。
こちらの動画を見ると、どのようにお店で決済できるかわかります。
ユーザーがお店に置いてあるQRコードを読み取ると、ユーザーのスマホに支払い画面が表示され自分で金額を入力、店員さんが確認して決済という流れです。
この方法だと、店舗側で用意するのは専用のQRコードとスマホのみ。ハードウェアが必要ないので非常にハードルが低いですよね。
店舗が増えれば増えるほど、使い道が少ない問題は解決されます。
PayPay(ペイペイ)は、ユーザー側、お店側双方にとって使いやすく導入しやすい仕組みを設けることで、スマホ決済と個人間送金の市場を取っていくのではないでしょうか。
ソフトバンクとYahooが共同で会社を設立しているのも、気合の入れようが伝わってきますね。
お得なキャンペーンは3月31日まで!この機会にPayPay(ペイペイ)を導入して、割り勘を楽にしましょう!
【アプリインストール】AppStore / GooglePlay