IT女子ちーさんのwebろぐ

面白いwebサービス・アプリの紹介を中心に、ユーザー目線でITな情報を発信!エンジニアではないですがweb広告メディア営業が本業のインターネット大好き女子。広く浅く情報収集も好きなので日々の学びもシェアします。主に週末に更新です。

音声コンテンツがファン化を加速させる理由〜Voicyろりラジから学んだこと〜

f:id:i-chihiro93115:20190104104833p:plain

こんにちは!IT女子のちーさんです。

最近、Voicyの「ろりラジ」というチャンネルの過去配信17ヶ月分を一気に聴こうという企画をやっているのですが、聴いているうちにいつのまにかろりラジのパーソナリティ、しんたろーたりーさんのファンになってしまいました。

voicy.jp

今回の記事では、その要因を音声コンテンツという視点から分析したいと思います。

 

 

 

私のろりラジファン化体験談

私自身のろりラジファン化の流れを簡単にまとめました。芸能人のファンクラブにも入ったことがなかった私がろりラジを聴きまくった(1ヶ月半で14ヶ月分)結果、以下のようになりました。

 

  • 朝起きたらまずろりラジ(最新回)
  • ほぼ毎日ろりラジ関連のツイート
  • けっこう手間のかかる画面録画ツイートも定期的にする
  • 一時期Twitter名にろりラジを入れる
  • 月500円のCHIPに迷わず加入
  • Voicyのろりラジ紹介文を提供
  • 3月に広島ろりラジ聖地巡りに行きます!

これは間違いなくファンでしょう!

 

ろりラジファンの状況

ろりラジには、私以外にもたくさんのコアなファンがいます。

Twitterでろりラジについて呟いているツイートを覗いてみましょう。

 

2018年末には、48人の年末の挨拶が届いたようです。

 

音声コンテンツがファン化を加速する要因

それではこここから、なぜ音声コンテンツがここまでコアなファンを生み出すのか?ろりラジというよりは一般的な視点で語りたいと思います。

 

接触時間が長い

一番はこれだと思います。音声コンテンツだからこそ、圧倒的にユーザーと触れ合える時間が長い接触回数や時間が多いほど、その人を好きになるというのは心理学でも証明されていると思います。

ブログやYoutubeは、目が奪われるので、やはり長時間視聴するのは無理なんです。

一方、Voicyはながら聴きできるのが魅力です。私は主に、移動時間と家事の時間と身支度の時間でVoicyを聴いてます。頭をあまり使わないときに聴くので時間を奪われるという感覚はないです。

私のiPhoneバッテリー使用量はこの通り。

f:id:i-chihiro93115:20190102212155p:image

ほぼ半分Voicyです(笑)Twitterの2倍以上w

 

人柄が如実に現れる

声と喋り方には意外と色んな情報が含まれています。

声の高さやトーンから本人の感情が分かったり、喋り方で本人の性格が分かったり、文字では伝わりにくい情報が自動的に入ってきます。

一言で言えば、人柄がすごく分かるんですよね。正直細かい情報はなかなか入ってこないのですが、その人のVoicyをずっと聴いてると、喋ってる内容というよりはその人自身を好きになる感覚です。

 

いい意味で拡散されにくい

Twitterやブログは、誰かの発言を簡単に引用できるので、バズるということが比較的起こりやすいです。また、拡散されやすいということは、アンチが現れたり、軽はずみに批判する人も多くなる傾向があります。Twitterでよくある「炎上」というやつです。

一方、音声コンテンツは、引用するにはかなり手間がかかります。今のところ、画面録画という方法がありますが、引用する側も面倒ですし、受け取る側も音声が聴ける環境にないと再生しないと思います。

拡散されにくいということは、パーソナリティとリスナーは、濃い関係を結びやすいということです。実際に、コメントにひとつづつ返しているパーソナリティもいますし、そうでなくても「Voicyのリスナーはあたたかい」と発している有名なインフルエンサーは多数存在します。Twitterでよく炎上しているイケハヤさんも「Voicyは炎上しないから安心」と言っていました。

つまり、拡散されにくいからこそ、パーソナリティとリスナーも安心できるプラットフォームである、と言えます。

 

以上、3つの理由より、音声コンテンツはコアなファンを生成しやすいと考えています。

 

一般の人でも、TwitterInstagramのフォロワー数1万人と言った数字を達成できるような時代になったからこそ、これからは、いかにファンを増やすかというよりは、いかに濃いファンを生み出すかの方が重要だと思います。

ここ最近、増えてきているオンラインサロンも、濃いファンを生み出すひとつの流れだと思います。

様々なSNSがある中で、TwitterInstagramYoutubeなどは「数」を重視する一方、Voicyのような音声コンテンツは、フォロワーの濃さを高めていくためのSNSプラットフォームになり得るんじゃないでしょうか。