54時間で起業?!ぶっとんだイベント「Startup Weekend Sendai」に参加してきました
こんにちは!IT女子のちーさんです。
この週末3日間、起業(の疑似体験)をしてました。
参加したのは、「スタートアップウィークエンド仙台」というイベント。
面白いイベントなのに、仙台では参加者が少なかったので、ブログにして認知度を広めたいです…!
私がなぜイベントに参加したかというと、「近々起業したい」と考えてるからではなく、インターン先の方に紹介されて、「インターンでの企画の参考になりそう」と思ったからです。わりと軽いノリで参加しました。
- Startup Weekendとは
- 第5回スタートアップウィークエンド仙台の様子
- 新しいプロダクトを生むのではなく起業家を生むイベント
- スタートアップウィークエンドで得られるもの
- 学生にも参加してほしい
Startup Weekendとは
Startup Weekend は、実は世界中で行われているイベントです。
開催国の数なんと、150か国以上!でも、日本ではまだまだ知名度が低いみたいです。
こちらは、スタートアップウィークエンドの概要がのっているページです。
イベントの流れを簡単に紹介すると、
1日目(金曜夜)アイスブレーク&アイデアの発表→チーム編成
2日目(土曜日)チームでブレスト、仮説検証のためのプロダクト作成
3日目(日曜日)プレゼン準備、審査員の前で発表
という感じです。
2日目からは、本当に製品を作って起業するのだ、という勢いでやります。
私のチームも、実際にwebサイトを作りました。
第5回スタートアップウィークエンド仙台の様子

今回の参加者は、8名でした(途中4名が離脱…)。
参加者は、近々起業予定の方から自分の事業を持ってる方、私のような学生、会社に言われて半強制的に来られた方まで、様々な方がいらっしゃいました。
もっと人がたくさん来るイメージだったので、残念でしたが、逆に参加者同士の距離が近かったのと、ファシリテーターの方にいろいろお話が聞けたのはよかったです。
仙台に来てくださったファシリテーターの李さん(写真の人)がすごい人で、いまや世界中で開催されているStartup Weekendのなかでも、今まで一番多くイベントを開催してきた方です。
「世界中に起業家を増やしたい」という熱い思いを持った方で、起業について勉強になるお話をたくさん聞くことができました。
新しいプロダクトを生むのではなく起業家を生むイベント
「三日で起業」と聞いて、ばかげてると思った方もいるでしょう。
しかし、Startup Weekendは「イベントで生まれたアイデアと製品で起業しろ」と言っているのではなく、大事なのはその後なのです。
Startup Weekendでは、参加者に「起業の最初の3日間」を経験してほしいのです。
実際に、Startup Weekendのアイデアそのものですぐに起業した例はほとんどありませんが、Startup Weekendに参加した1、2年後にイベントで考えたアイデアの延長や他のアイデアで起業をした例は多数あるそうです。
ファシリテーターの李さんは「このイベントでは優勝することは重要ではない。むしろ負けて悔しいと思ってほしい。そして世界を変えるような起業家をたくさん生まれてほしい」と語っていました。
スタートアップウィークエンドで得られるもの
全く新しい事業を生み出す最初のプロセス
インターンでも感じていましたが、全く新しいサービスを生み出すとき、アイデアを出すのは簡単でも、その先の「このアイデアは世の中に受け入れられるのか」を調べるのは簡単ではありません。
今まで、アンケートやインタビューといったことしか手段として知らなかったのですが、ここではその具体的な方法や新しいやり方を学びました。
いざというときに頼れる仲間
本当にするか分かりませんが、いざ起業したいとなったときに相談できる相手や協力をお願いできるような相手ができるのもStartup Weekendの魅力です。
3日間だけですが、一緒に起業をするというプロセスを踏んだので、そういう話をしやすい仲間ができます。
私のグループでも、ビジネスに詳しい人やwebサイトを作れる人など、自分にはない能力を持った人もいたので、そういう意味でも頼れる仲間ができます。
学生にも参加してほしい
最後に、このブログの読者にもっとも多いであろう学生にメッセージ。
「起業」と聞くとハードルが高く思えますが、さっきも言ったように本当に3日間で起業しなけらばいけないイベントではないので、気軽な感じで参加するのもありだと思います。
3日間で新しいサービスを考えるというのは企業の短期インターンとも似てると思うかもしれませんが、Startup Weekendはもっと現実に近い形で体験できるのが違うと思います。Startup Weekendにルールはないので、他のチームから誰かを引っこ抜いたり、外に出てヒアリング調査したり、友達に協力をお願いしたり…というのもアリです。
様々な社会人の方とお会いできるチャンスでもあるので、ぜひ参加してほしいです!
参加料金はかかりますが、学生は2,000円引きの5,500円でした(次のイベントでも割引があるか保証はないので注意)。
これは、7食つきで、ビールも飲めるし、最終日には飲み会もあったので、私は安いと思います。
学生の皆さんぜひご参加を(^^)
イベントで紹介された手法を学べる本のご紹介。