IT女子ちーさんのwebろぐ

面白いwebサービス・アプリの紹介を中心に、ユーザー目線でITな情報を発信!エンジニアではないですがweb広告メディア営業が本業のインターネット大好き女子。広く浅く情報収集も好きなので日々の学びもシェアします。主に週末に更新です。

VUI/VUX勉強会「音声サービスの体験を設計してみよう」イベントレポ

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こんにちは!最近はVoicyネタばっかり取り上げてます、IT女子のちーさんです。

今回は、Voicyファンラボの活動として企画した「VUI/VUX」に関する勉強会のイベントレポートを書きたいと思います。

vuivux1124.peatix.com

 

実は、これ第2回ということで、前回もイベントレポートを書いたので、気になる方はチェックしてみてください。

 

i-chihiro93115.hatenablog.com

 

やの博士基調講演〜なぜ今音声が流行っているのか〜

 

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イベントのスタートは、Voicyファンラボメンバーでもあり、実は博士号(音声とは関係ない)を持っているやのさんにプレゼンをしていただきました。

やのさんは、Voicyファンラボの個人的な活動として、VUI/VUXに関する論文や記事を毎日発掘しており、今回はその集大成が見えたんじゃないかと思います。

主テーマは、なぜ今音声が流行っているのか?ということでした。

アメリカでは、4人に1人がスマートスピーカーを持っているほど、今音声が流行って来ています。その理由について3つ話されていました。

 

サボりたいから

人間は基本的に楽にしたい生き物です。これまでの産業の発展というのは、出来るだけ人が楽をするために生まれてきた技術ばかりです。音声というのは、例えばタイピングするよりも音声入力した方が圧倒的に楽なので、音声は人が楽をしたい気持ちに寄り添ったインターフェイスとなっています。

 

認識精度が向上

昨今、ディープラーニングで認識精度が劇的に向上しました。音声認識の正確さは95%まで到達し、これは人間レベルだそうです。技術が進歩したことで、いよいよ実用性のあるものになってきています。

Google is now able to understand human language with 95 percent accuracy, thanks to machine learning algorithms that can detect speech and respond with meaningful results.

Google’s ability to understand language is nearly equivalent to humans - Recode

 

時流に乗っている

AI、IoT、スマートホーム、AR、VRなど最近よく聞かれるワードだと思いますが、実はこれらの技術は、音声ととても相性がいいです。また、現在は情報量が多く、手に入る情報量に対して自分が処理できる情報量が圧倒的に足りない状況。つまり、情報を処理する時間が足りず、忙しい状態になっています。そんな時に、音声は「ながら」でできるので、視覚などに比べると人の時間が奪われにくい性質があります。

 

ワークショップの流れ

 

ここからは、実際に勉強会で行ったワークショップの流れを簡単に紹介します。前回の勉強会で京谷さんがお話しされていた、「音声設計のステップ」に則ってワークショップを実施しました。

 

1)サービスのアイデアを考える

2)実現したい体験を考える

3)シナリオをデザインする

4)シナリオから体験を検証する

 

実際に使用したワークショップシート

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音声プロダクトアイデア紹介

 

ワークショップでは、4つのグループに分かれて、会話のフロー設計までを行いました。Voicy社員さんからの熱いフィードバックもあわせてご覧ください!

 

買い物中に私を探してアプリ

ニンニクを探しています

ピコン!どんなニンニクをお探しですか?

チューブのニンニク

私はここにいるよ。詳細の地図を送ります。スマホを見てね。

細かい場所がわからない。

今いるところから右に進んでブロックが4つあるのでそこを進むと私がいるよ。

〜フィードバック〜

返答が曖昧なところが気になりました。ブロックではなく店内の番号などですると◎

「ブロック」というみんなの中に共有認識のない言葉ではなく、定義を考えて言葉を選びましょう。どんなニンニクかを聞いたのは良かったです。頭の中で想像しているものと違うものにたどり着いた時の萎えが発生して次に使ってもらえなくなるので。

 

目が不自由な人向けマンション(名前:ジョセフ)

ジョセフ、ただいま〜。

お帰りなさい、佐藤さん。郵便物が届いています。

郵便物とったよ。エレベーター呼んで。

4階までご案内します。鍵を開けますか?

お願い。

〜フィードバック〜

よく考えられたと感じたのが、やりとりが頻繁にあるとストレスを感じるので、1回のやりとりで情報がたくさん返ってくるのが良かったです。

実現可能性でいうと今は難しい。会話の量が増えるとストレスに感じるんですけど、今回の場合、想定された会話なので、実際はそんなにスムーズにいかないかなと。世界観はすごくいいということをお伝えした上で、かなり難しい挑戦だと思います。AIに名前をつけてキャラ付けすることで、相棒になって、また使いたくなる関係性が築けるのが良いと思いました。

 

道案内アプリ

ここはどこ?

渋谷駅ハチ公口ですー。

CAMPFIREのビルに行きたい。

スクランブル交差点の方を向いて右に見える交番の角を右に曲がってください。

あれ、ここどこだ?

あ。行き過ぎやで。右手に見える〇〇ビルを左に曲がって。

あ、あった。

おつかれ〜。

〜フィードバック〜

関西弁がめっちゃ良かったです。気になったのが、道を行き過ぎたときに、ユーザーが聞き返さなくても、声でサジェストできると良かったです。

キャラ付けをしているのでまた使いたくなる設計は◎。スクランブル交差点というのが、道に迷ってる人の状況を考えたときにその言葉を知らない可能性があるので、道案内はMRの技術とかと組み合わせた方がいいかもしれない。私も道に困ってるので、こういうのが普及してくれたらいいなと思いました。

 

対話型しつけができるぬいぐるみ

野菜を食べてくれない。

そうなのか。どうしてかな。〇〇ちゃん、どうして野菜嫌いなの?

嫌いだから嫌い!

好きな食べ物はなに?

いちごのケーキ。

じゃあ、野菜を食べたらお母さんがいちごのケーキを買ってくれるから、一緒に野菜を食べよう。

〜フィードバック〜

子供だと発話が想定しにくいというところがありますが、時間が解決してくれると思います。近いうちには、その揺らぎも解決されるかと。

今までの中で違っていいなと思ったのが、課題解決だけでなくエンタメ性が入っていた点です。音声の魅力としてエンタメ性があるので、ぬいぐるみが喋るということで、心が豊かになる要素があって良かったです。お子さんだけでなく、癒しグッズとしても展開できそう。プロダクト化して欲しいです。

 

Twitterでも盛り上がりました!

 

 

※後日談

 

片付けが終わった帰り道、たまたまVoicyファンラボメンバー3名と一緒になって、ビッグカメラでGoogleHomeminiのセールをしていたので見に行くことになりました。

3人とも、悩んだ挙句、無事購入。私は店員のように、GoogleHomeminiとNatureRemoを爆推ししていました。笑

 

これからも音声のサービスがどんどん広がっていくといいなぁ、と未来が楽しみになった勉強会でした!