ゲームで地域振興!素敵なコンセプトを持つアプリ「ごちぽん」
こんにちは、IT女子のちーさんです。
前回の記事で、ゲーミフィケーションに注目していると書きましたが、この分野で面白いアプリを見つけたので、紹介します!
前回の記事はこちら↓
今回紹介するのは、「ごちぽん」というアプリです。ごちぽんは、すごろくゲームを遊ぶことにより、日本各地域のことを学んだり、ご当地名産をもらうことができるゲームです。
すごろくゲームを進めることで、ポイントのようなものがたまり、欲しい商品に応募できるというシンプルな遊び方になってます。すごろくも、日本地図を舞台にしており、日本各地の実際の地名が出てきます。
コンセプトは面白いのですが、個人的にちょっと残念だなと感じるところもあり、私はハマることはできませんでした。
ということで、ごちぽんの素晴らしいところと、ちょっと残念なところを書いていきたいと思います。
素晴らしいところ①完全無料で提供できるビジネスモデル
ごちぽんが他のアプリゲームと違うのは、課金などが一切ない完全無料であること。ハマりすぎても、お金を浪費する心配なしですよ。それどころか、名産品が当たるのでむしろおトクです。完全無料の秘密は、地域振興というコンセプトに共感した行政や企業が出資しているためです。ユーザーからお金を直接取らずに、新たな「消費」を生み出して社会貢献するという、とても素敵なビジネスモデルだな、と思います。
素晴らしいところ②ゲームの流れで自然に地域と名産品のアピールができている
ごちぽんは、日本の南の方からすごろくをスタートさせて、進めていくと、その地域の観光情報や名産品の情報が出てきます。すごろくのあるマスに止まったり、ゲームをクリアすると情報が出てくるので、ゲームの流れで自然に読むことができます。普段は、どこかに旅行に行くということでもない限り、他の地域の情報に触れることはなかなかないですよね。情報に触れるきっかけをゲームの遊びからうまく作っているなという感じがします。
素晴らしいところ③ゲームフィケーションを活用した広告モデル
ごちぽんの中には、アプリの広告が表示されます。普通に表示されるだけだと、出現した瞬間にバツを押して閉じたくなるあの迷惑なやつ(笑)ですが、ごちぽんでは、「獲得アイテム×3」を押すと、動画広告が表示されます。アイテムが3倍欲しい人だけ、広告を見るのです。これだと、自分の意志で広告を見るし、見終わったら報酬があるので、あまり迷惑な感じはしません。これを見て欲しいものがたまたま見つかったら、広告として成り立ちますよね。ゲーム×広告は、広告手法としていいなと思いました。
残念なところ①すごろくゲームがあまり面白くない
ごちぽんのゲームは、すごろくがメインなのですが、与えられた数字を選ぶだけというのが私にとっては物足りない感じがしました。しばらくやってたら、ゲーム自体に飽きてしまいました。もう少し仕掛けがあってもいいのかなと思います。せっかくいいコンセプトでやってるので、もったいないなぁと思いました。
残念なところ②不意に現れる広告
先ほど、広告の出し方がいいという話をしましたが、一方で、不意に出てきて「押しちゃった…!」ってなるやつもあります。クリアした後、次に進もうとして画面を押してると出てくるので、やっかいです(笑)しかも、突然Apple Storeに飛んでいくので戻るのも面倒…って感じです。広告収入ないと成り立たないのかもしれませんが、こういうのはユーザーの好感度を下げてしまうので、できればさっき述べたような手法を増やしていくといいなと思います。
残念なところ③地域情報に写真やリンクが欲しい
すごろく中に、名所のマスに止まるとそこの観光情報が見れるのですが、今のところ文字情報だけなんです。文字だけだと、ゲームを進めたいと思ってる人からすると読み飛ばしたくなってしまうこともあります。そこに、印象的な写真も一緒につけると、視覚情報から「なにこれ?!」と思って興味持った人は読んでくれるので、情報が届きやすくなると思います。さらに、「ここ行ってみたい」と思った人向けにもっと詳しいことがわかるリンクなどがあると、さらなる消費に結びつくかもしれません。
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