Procreateで半年間毎日iPadイラストを練習した成果報告
こんにちは!ちーさんです。
突然ですが、この記事を覚えていますか?
そう、ちょうど半年前、「毎日イラストを描く練習をします」と宣言しました。
そして、先日、イラスト毎日練習180日間を達成したので、その結果報告です。
#イラスト練習メイキング で投稿していた半年間毎日イラストを本日達成しました!180日間、180枚描きました。
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年7月7日
いつもいいねやリツイートしてくださった皆様ありがとうございました‼️
半年で学んだことなどはまた別途記事などにまとめたいと思います。 #ろりラジ pic.twitter.com/O5FlCEFx12
イラストの練習方法
イラストの練習は大まかに3段階に分けて行いました。
①模写する
②模写しながらオリジナリティをつける
③完全オリジナル作品を作る
この3段階を半年かけて何周かしてきた形です。
ここからは、半年間やってみてわかった、おすすめのイラスト練習方法半年プランをご紹介します。
1ヶ月目:好きなテイストのイラストを見つけて模写する
まずは、フリー素材サイトなどから、「こういう絵が描けるようになりたいな」と思うイラストを探してみましょう。
私は、主にこのサイトを参考にしていました。
私は模写の様子をTwitterに上げていたので、著作権フリーのものを参考にしていましたが、模写をネットにアップする必要がなければ、Pintarestなどで探してみるのもおすすめです。
最初は、そのイラストをなぞるだけです。
iPadのイラストアプリでは、画像を下に敷いたり、色をそのままスポイトしたりできるので、まずはイラストを描くことに慣れると良いと思います。
この時点では、色々なiPadのイラストアプリを試してみて、自分に合った使いやすいツールを探していきましょう。
私の場合は、Procreateというアプリがすごく使いやすかったです。
有料(1200円)ですが、おすすめです。
2ヶ月目:イラストツールを使いこなしてみる
2ヶ月目になると、ある程度使いやすいツールが決まってくると思います。
イラストアプリは様々な機能がありますので、ネット検索したり知人に聞いたりして、色んな機能を試しながら、絵を模写を続けましょう。
Procreateで特に重宝した機能は、「乗算」「スクリーン」「選択ツール」「ぼかし」などです。
ペンの種類もかなりたくさんあるので、描きやすいペンを見つけられると良いです。
また、レイヤー分けのやり方も色々あるため、やりやすいやり方を模索しましょう。
私の場合、下書きレイヤー(あとで非表示)→線レイヤー→色塗りレイヤーみたいな感じの分け方がやりやすかったです。
3ヶ月目:オリジナリティを加えていく
この辺りから模写を卒業し、オリジナリティのある作品を描いていきましょう。
最初は、立ってる絵を座ってる絵にする、くらいのもので構いません。
一部は模写をしながら、部分的にオリジナルのものを描いていくというイメージです。
色についてもスポイトではなく、自分で作ってみてもいいでしょう。
←見本 完成→ pic.twitter.com/bNvd0zZVKy
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年2月16日
あとは、写真を絵にしてみるのもおすすめです。
←見本 完成→ pic.twitter.com/9EgQUxLOJl
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年2月24日
4ヶ月目:オリジナル作品にチャレンジ
オリジナリティを加えることに慣れてきたら、今度は自分でテーマを決めて、他のイラストを参考にしながらゼロから描きます。
テーマ選定に迷ったら、「今日は何の日」とかを参考にするといいですよ!
例えば、「パンダが虫採りをしている絵」みたいな感じでテーマを設定した場合、Google画像検索で「パンダ」「カブトムシ」「虫採り」といったワードで検索し、他のイラストの構図などを参考にしながら自分で組み合わせて絵を描いていくというイメージです。
#イラスト練習メイキング【146/180】
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年6月3日
今日は「虫の日」らしいので、虫のイラスト描いてみました。
幼少期、男の子の遊びの方が好きだったので昆虫採集とかムシキングとか弟と一緒によくやってたなあと思い出した6月4日早朝。 pic.twitter.com/dr0VovoQy3
5ヶ月目:原点回帰
これは私の場合かもしれませんが、4ヶ月目あたりから「停滞期」が訪れました。
「イラストがうまくならない」「方向性に迷いがある」といった状態です。
そこを乗り越えるために、原点回帰でまた模写を再開しました。
タイミングは人それぞれかもしれませんが、オリジナルで描き始めて、なんかうまくならないなと感じたら、また模写に戻ることをおすすめします。
私はこのタイミングで、自分に合ったテイストのイラストに出会い、絵の描き方や方向性がしっくりハマってきました。
#イラスト練習メイキング【138/180】
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年5月26日
描きやすいかつ好きなテイストのイラスト見つけた!
しばらくこのテイストの練習をしてみようと思います(๑´∀`๑)」 pic.twitter.com/98jbMgCsNe
6ヶ月目:オリジナル作品を極める
最終月は、ひたすらオリジナル作品を描きます。
ここで、テイストや描き方が定まっていると理想です。
テイストが定まるまでは、色々なパターンでの模写を続けてみてもいいと思います。
私は、最終的にVoicyのチャンネル「おやほぐタイム」のLINEスタンプという題材で、LINEスタンプ風の絵をたくさん描くということをやりました。
自分の描き方が確立していたので迷いがなく、イラスト描く時間も大幅に短縮されて、最終月が一番楽しかったです。
#イラスト練習メイキング【149/180】
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年6月6日
「勝手におやほぐスタンプ作成」始めまーす!
うっちーさん @ayumimixxx 語録をLINEスタンプ風にして投稿していきます🍮
背景透過の画像も上げるので、良かったらスタンプとして使ってみてください(笑) pic.twitter.com/8Fs4l7XypQ
イラスト毎日練習で気づいたこと
イラストを毎日練習したことで気づいたことをシェアします。
イラストを描くのは得意じゃないけど好き
イラストをしばらく投稿し続けて気づいたことは、自分はイラストを描くのが得意ではないということです。
動画編集していたときは、やってみたことで得意に気づいたのですが、その逆でした。
理由として、1つはそもそも性格的に細かい作業が苦手ということです。
精巧なイラストを描くには、線を丁寧に描いたり色を丁寧に塗る必要があります。
雑な性格の私は、どうしてもそれができず、最初は頑張っても途中から線が乱れたり色がはみ出したりしてしまいました。
同じ理由できれいな字を書くのも苦手です。
もう1つの理由は、周囲の反応です。
動画をやっていたときよりも褒められることが少なかったのです。
もちろん、いい感想をくれる方はいらっしゃいましたが、動画編集をしていた時ほどではありませんでした。
褒められるためにやっていたわけではないので、それに対して不満とかは全くないのですが、動画編集よりは苦手なんだなと感じました。
でも、イラストを描く毎日はとても楽しかったです。
決してうまくは描けないけど全くしんどい思いをすることなく、半年間毎日続けられたのは、好きだからだと思います。
これからも、趣味としてイラストを楽しんでいきたいです。
幅広く物事に挑戦することによって、得意なことにも気づけるし、逆に苦手なことにも気づくことができます。
イラストが苦手だと気づけたのも、より得意な動画編集をその前にやっており、それと比較できたからこそだと思います。
結果的に、イラストは苦手分野でしたが、自分の中で得意と苦手をハッキリさせることは人生を楽に生きていく上で重要なことだと思うので、これからも幅広くいろいろやっていこうと思います。
「うまい」より「かわいい」
雑な性格の私が辿り着いたひとつの答えなのですが、「うまい」より「かわいい」を目指そうということです。
最初は、うまいを目指して「うまく描けないな」と悩んでましたが、途中から「雑に描くことしかできないんだから、うまいイラストを目指さなくてもいいじゃないか」と思うようになりました。
上の写真が「うまい」を目指していた頃の絵、下が「かわいい」を目指した絵です。
ちなみに、1枚のイラストを仕上げるのにかかった時間は、上が30~40分程度、下が10~15分程度です。
上の方が影を付けたり線を細くしたりしてこだわっている感じがありますが、自分的には下のイラストの方が描きやすかったし、自分らしさが出ている感じがします。
我ながら、かわいいイラストだなと思います(笑)
すぐにカタチにできる素晴らしさ
イラスト練習を続けたことで、頭に浮かんだイメージを素早くイラスト化できるようになりました。
イラスト始める前は、iPadで絵を描くということ自体不慣れで、どうやったらいいか分からないという状態でしたが、毎日やったことである程度どこをどう操作すればどんなことができるのかといったところを把握することができるようになりました。
イラストを始める前は動画編集をやっていたので、おかげで動画の中に自分が描いたイラストを混ぜて作品を作るということができるようになりました。
#あいにゅー トイレットペーパーチャレンジアニメ化!(?)
— ちーさん♨️バーチャル銭湯ツアー月2開催 (@igaiga115) 2020年4月13日
最近練習したイラスト技術と去年習得した動画編集技術を組み合わせて、オリジナルアニメを作りましたー!
トイレットペーパーを探し求めるゆっきーの物語。@yukkyfadeout #ろりラジ
動画の続きはこちらから👉https://t.co/Fuh3k88w1M pic.twitter.com/Lqa0f32Mag
あとは、父の日にお父さんのイラストを描くなど、プレゼントとしてイラストという選択肢を得ることができました。
ここまで記事を読んでくれた人に特別、お父さんにプレゼントしたイラストを大公開しちゃいます。
ちなみに、イラスト練習を始める前に父の誕生日に描いたiPadイラストがこちら。
こうして比べてみると、成長が分かりますね(笑)
今後について
今まで、朝起きてからの約30分くらいの時間でイラスト練習をしていましたが、これからもその時間は何らかの創作活動に当てていこうと考えています。
直近では、銭湯紹介ムービーの未消化リストがあるので、それを進めていきたいです。
あと、LINEスタンプ風のイラストも描いてて楽しいので、ちょこちょこ続けていきたいと思っています。
8月からはまた新しい企画をスタートさせる予定なので、お楽しみに!
それでは、また!